Aさん「なんか楽しい人生を送りたいわねー。」
Bくん「具体的には?」
Aさん「南国のビーチで泳ぎまわる日々!」
Bくん「確かにそれはいいね。んー、僕はどんなことしたいかな。夏の暑い日に〜、涼しいコンビニに行って〜、お菓子とかアイスとかまぁ色々買って、お家に帰って冷房キンキンにきかせて〜、それで〜、、、」
Aさん「・・・(聞き終わる)。ごめんなさい、よくわからなかった。結局どういうこと?」
Bくん「抽象的に言えば、暑い夏に涼しい思いをしたいってことになるかな。」
みなさんこんにちは。
よしきです。
最近大学のレポートに追われ忙しく、全然ブログをかけていなかった(^^;)
なので、新しいカテゴリー「雑談」をつくりました。
これなら忙しい時でもパパッとかけるし、アイデアが思いついた時につらつらと綴れるのでいいかなと。
それでは、今日の話題に入りましょう。
みなさんは「具体」と「抽象」って分かりますか?
わからくても大丈夫!
わからない人のために冒頭の会話があるのです。
冒頭の会話にて、Aさんの「なんか楽しい人生送りたい」を具体的に言うと「南国のビーチで泳ぎたい」で、Bくんの「夏の暑い日に〜、涼しいコンビニに行って〜、お菓子とかアイスとかまぁ色々買って、お家に帰って冷房キンキンにきかせて〜、それで〜、、、」を抽象的に言うと「暑い夏に涼しい思いをしたい」だったわけです。
具体、抽象とは?
具体的思考っていうのは、「大きな概念」を、「小さな概念」に分けて考えることです。
例えば、「楽しい人生を送る」と言っても、「オリンピックで優勝する」こととか「好意をよせている子と付き合う」ことかもしれません。
また、「おいしいご飯を毎日食べられる」や「家があり、あったかいお風呂に入れる」なんかも「楽しい人生を送る」ためには必要になってきます。
これらはすべて「楽しい人生を送る」を具体化したものです。
それに対して、抽象的思考っていうのは、「小さな概念」を広く一般的に通用する「大きな概念」にまとめる思考です。
Bさんが夏にしたいことはたくさんありました。
- 冷房のかかったところに行く
- アイスを食べる
- プールで遊ぶ
などなど。でもそれらの細かい事柄をまとめて言っちゃえば、「涼しくなりたい」だったわけです。
これが抽象的思考です。
(抽象というと曖昧という意味で使われる場合もありますが、今回の記事ではそういう意味では使いません。)
そして、ここからが本題なんですが、僕はこの2つの思考はどちらも大事だなーと感じています。
勉強にも日々の生活にも必要となってくる考え方だと思います。
具体的思考と抽象的思考のどちらも大事
なぜこれらの思考が大事になってくるか、見ていきましょう。
具体的思考が大事な理由
理由1 行動の指針になる
Aさんはダイエットをしようと決意しました。
では、Aさんは次にどうすればいいでしょうか。
当たり前ですね、何をすればいいか計画を立てなくてはなりません。
- 運動をしよう
- お菓子は控えよう
- 野菜をたくさん食べよう
こんな風に「ダイエットする方法」を大まかに考えていきます。
そして、もっと具体的にして、
- 走るのはきついから毎朝のウォーキングから始めよう
- 家族が食べるお菓子は私の見えないところに置いてもらおう
- お母さんに野菜をいっぱい使った料理を作ってもらおう
と考えていきます。
何かを成し遂げようとする時、自然と行っているのがこの具体的思考なんです。
ダイエットを決意したにも関わらず、具体的にやることを何も考えないと、結局何もしないで過ごしてしまうことになりかねません。
このように具体的思考には、物事を明確にして、着実に取りかかることができるという効果があります。
理由2 難しいことを理解できる
Bくんは、数学の公式の意味がわかりませんでした。
Bくん「そもそもこの記号は何を表しているんだ?イミワカラナイ。」
そんな時Aさんが助言しました。
Aさん「まあとりあえず問題を解いてみれば?解説見ながらでいいから。」
Aさんの言われる通りに問題を解いてみると、、、
Bくん「何だ!そういうことか!こんな風に使えばいいのか。」
どうやらBくんは理解できたようです。
数学の公式というものは(条件を満たすものなら)すべてに適用できるものです。
それゆえにパッと見ただけではよくわかりません。
しかし、例題を見たり、問題を解いてみると公式の意味が理解しやすくなります。
公式が適用できる個々のケースを具体的にたくさん見てみることでパターンが見えてくるのです。
また、ちっちゃい子どもに「どうぶつって何?」って聞かれたら、「犬とか猫とかゾウさんだよー」って答えますよね。
家でタマという名前の猫とポチ、シロという名前の犬を飼っていたら、「タマやポチ、シロのことだよー」って答えるかもしれません。
これは、動物っていう子どもにとっての未知の難しい概念を、その子が知っている具体的な概念で説明してあげているんですね。
このように、具体的思考には、何か難しいことを理解する時に身近で簡単なことと結びつけて分かりやすくするという効果もあります。
抽象的思考が大事な理由
理由1 物事の本質を捉えられる
冒頭の会話でBさんの夏の話を思い出してください。
Bさんは、暑い夏にあれやらこれやらをやりたいと言ってましたが、AさんにはBさんがいまいち何がやりたいのか理解できませんでした。
結局のところ、Bさんのやりたいことの本質は「暑い夏を涼しく過ごしたい」でした。
抽象的思考は物事の本質を捉えることができます。
もしBさんに十分な抽象的思考が備わっていなかったら、結局何がやりたいか自分でもよく分からないままのはずです。
すべてのやりたいことに共通する「暑い夏を涼しく過ごす」を意識することで初めて自分のやりたいことの本質を理解することができるのです。
また、本質がわかると他のことに応用することができます。
例えば、Bくんがコンビニと飲食店のバイトをしていたとします。
するとBくんが将来就職して社会で仕事をする時にも、バイトで得たスキルは役に立ちます。
これは、コンビニや飲食店のバイトと会社での仕事に共通することを抽象的思考によって見出したからです。
Bくんは「働くとはどういうことか」という考えをすでに持っていたわけです。
理由2 簡略化できる
抽象的に考えると、最終的に残る情報はほんの少しになります。
もともとあった情報量から共通する大事な部分だけを抜き出し、シンプルにすることが抽象化だからです。
学問は、抽象化が大好きです。
特に数学は。
まず、人間が使う言葉は抽象的思考からできます。
「犬」や「猫」や「ヒト」を「自分の意思で動く生き物」という共通の性質から抽象化して「動物」と名付けたわけです。
共通した姿や特性を持つポチやシロたちを「犬」と名付けたわけです。
人間は、独自の方法で区分けして、共通の性質を持つものを言語化しています。
そして、人間は新しい言葉を学ぶ時に、言語学者によって抽象化され、まとめ上げられた言葉を分解して具体化して理解します。
さっきの子どものように。
これは、学問でも同じです。
数学者が(ある条件下で)共通して使える公式を生み出し、それを学ぶ僕らは具体的なケースを想定してそれを理解していきます。
もしも僕たちが「動物」という言葉を持たなかったら、それを説明する時に「犬とか猫とか僕たちヒトのこと」と言わなくてはならず、しかもそれは「動物」の一部の例を挙げただけに過ぎず正確ではありません。
もしも僕たちが数学の公式を持たなかったら、一から問題を解いていかなくてはなりません。(そもそも数学という学問が成り立ちません。)
また、僕が書いているブログ記事にも抽象的思考が不可欠です。
導入にはこれから話そうとしていることの中心的な部分を抽象的に書き、内容は分りやすいように具体的に書く、最後にまとめで結局何が言いたいのか、本質を書く、という構成で僕はブログを書いています。
この書き方が分かりやすいからです。
もしも、この時に抽象的な内容がなかったら、やたらめったらに長い文章になり、読み手は結局何が言いたいのかわからずに終わってしまいます。
ではなぜ抽象的で簡潔な説明が必要なのでしょう。
それは、人間は覚えられる情報量が実はほんの少ししかないからです。
ブログを読んでいる時はふんふんなるほどと思っていても、日常生活でその文章を思い起こすことはなかなかありません。
だからシンプルで情報量の少ない抽象的な表現が大事になってくるんです。
どちらが得意かはその人による
だいたい具体的思考と抽象的思考の大切さがわかったと思います。
これらの思考法ですが、その人によってどちらが得意でどちらが不得意かというのは当然異なります。
ちなみに、僕は抽象的な思考ばっかりをしている人です。
具体的な思考をしている人は、行動をする際に様々な問題を想定できたり、人に説明する時に細かいところまで分かりやすく説明することができます。
抽象的な概念を理解する時は、できるだけ多くの例に触れてたくさんの情報を扱おうとします。
多分文系に多いんじゃないでしょうか。
抽象的な思考をしている人は、物事の本質を見抜く能力に優れており、新しい概念も既知の概念と結びつけることで素早く理解することができます。
たくさんの情報を扱うのが苦手で、できるだけシンプルなものを好みます。
こちらは理系に多いと思います。
どちらのタイプの人間だから優れているとかはありません。
ただし、どちらかに偏りすぎている場合は注意が必要です。
具体的思考に偏っていると、たくさんの情報に溺れて、物事の本質を見逃してしまいます。
勉学の場合は、同じ分野の問題でも少し問題の形式や条件が変わると途端に対処できなくなります。
仕事でも少し環境が変わると、一から場に慣れなくてはならないかもしれません。
逆に抽象的思考に偏っていると、細かいところを見逃してしまいます。
勉学の場合は、わかった気になっていてもテストになると細かいところが分からなくなります。
仕事の場合は、仕事でやるべきことの全体像は把握できていても、細かい作業については考慮できておらず思わぬトラブルが発生したりします。
自分がどちらかに偏っていると感じた人は逆の思考を意識して取り入れてみるといいかもしれません。
その時のコツとなるキーワードを紹介します。
具体的思考をする時のキーワード
- 具体的には?
- 例をあげると?
- 実際のところは?
抽象的思考をする時のキーワード
- パターン、共通点は?
- 結局のところどういうこと?
- 本質は?
こんな感じですね。
あと、具体的思考には箇条書き、抽象的思考には図やチャートが便利ですよ。
まとめ
すごく長い雑談になってしまった・・・。
では、まとめに入ります。(抽象的思考を使用中)
具体的思考とは、「大きな概念」から「小さな概念」に分割する考え方。
抽象的思考とは、「小さな概念」から「大きな概念」にまとめあげる考え方。
具体的思考が大事な理由
- 行動の指針になる→細かい作業を把握できる
- 難しいことを理解できる→言葉や学問などの抽象的なものを細かく分解して理解する
抽象的思考が大事な理由
- 物事の本質を捉えられる→共通点を見つけ出す
- 簡略化できる→情報を圧縮できる
こんな感じです。
さてあなたの頭の中には、今回のまとめの何%の情報が残るんでしょうか。
これで終わりにします。
またね。