こんにちは、よしきです。
本日はこの本のレビューをしようと思います。
人生が変わる本でした。
名前の通り、頭が良くなる(脳本来のパフォーマンスを取り戻す)ための知恵や方法が書かれている本です。
書かれているのはどれも質の高い内容で実現性も効果も高いと感じられるものでした。
僕はビジネス書や自己啓発本を読むことが好きなのですが、なかなか実生活に取り入れることは出来ません。
しかし、本書を読み終えた後では、書かれていた複数の知恵を実生活に活かすことに成功しました。
間違いなくおすすめと推薦できる本です。
今回の記事では、この本をおすすめするポイントと、僕が実践できた事柄について紹介していこうと思います。
未読で興味のある方は参考にしてみてください。
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作者について
シリコンバレー保健研究所会長。
肩書きとしては、IT起業家、マーケター、投資家、らしい。
研究者としての顔も持っており、医学知識にも精通しています。
ここに経歴をつらつら書いても仕方ないので割愛しますが、とにかくすごい人です。
本書をおすすめするポイント
僕は本書を以下のポイントを理由におすすめします。
- 圧倒的な研究量に基づいた質の高い内容
- 理解しやすさと実効性
- 見やすい
圧倒的な研究量に基づいた質の高い内容
作者は自身の脳のパフォーマンスを高めるために、「17年と100万ドル以上を使って」研究をしたそうです。
本書ではその研究に基づいて、より効果が高く、本質的で、実現性の高いものが紹介されています。
実績があり、頭も良い作者がこれだけの労力を費やして書かれた本、というだけで信頼できますよね。
実際、書かれた内容は洗練された濃い内容のものばかりでした。
理解しやすさと実効性
科学的根拠に基づいた記述が多いのも本書の特徴です。
よくある健康本では根拠に乏しい内容も見受けられますが、本書では科学的な根拠をできる限りぼかさずに丁寧に説明してくれています。
細胞レベルの話から始まり、見慣れない単語も出てくるので、堅苦しい話が苦手な人には少し苦痛かもしれません。
理系の僕ですらイマイチ理解できない部分もありました。
しかし、作者いわくそれでもいいらしいです。
自分のわかる部分だけ吸収すればいいそうです。
とにかく科学的根拠に基づいた内容なので信頼できるし、本質情報が書いてあるのですっと頭に入ってきます。
また、実効性が高いのも特徴です。
本書の最後では、脳の働きを高める2週間の強化トレーニングが紹介されています。
具体的にやるべきことが書かれていて、実現性は高いです。
見やすい
僕が本を選ぶ際に重きを置いている点が視覚的な見やすさです。
本書はデザインが見やすく統一されており余裕で合格です。(何様)
また翻訳された本特有の読みづらさのようなものもほとんどなく、違和感なく読み進めることができました。
僕が実生活に取り入れたこと
ここからは僕が本書の内容で実生活に取り入れることが出来たものを書いていこうと思います。
朝の完全無欠コーヒー
本書では朝、コーヒーを飲むことを推奨しています。
朝ごはんと一緒にコーヒーを飲むのではありません。
朝ごはんがコーヒーなのです。
そして、ただのコーヒーではなくて完全無欠コーヒーがいいとも書いてあります。
いわゆるバターコーヒーというやつですね。
僕は1ヶ月ほど、朝はこの完全無欠コーヒーだけの生活をしております。
最初はそんなものでお腹が空かないのか、と思っていましたがむしろ逆で、お腹は満腹感で満たされます。
実際、効果は感じています。
具体的にどこが改善したかと言われると難しいですが、脳がすっきりする、というイメージが近い気がしますね、なんか胡散臭いですけれども。
何より美味しいので続けやすいです。
僕はグラスフェッドギー(バター)とMCTオイル(ココナッツオイル)を入れるようにしています。
この完全無欠コーヒーがなぜ脳にいいか、についてはぜひ本書を手にとって学んで欲しいのですが、少しネタバレしておくとポリフェノールと良質な脂質が取れるからだそうです。
そして、コーヒーに牛乳は良くないそうです。
僕はいつもコーヒーにはたっぷりの牛乳を入れていたのですが、本書を読んでからは入れなくなりました。
毎週2Lの牛乳パックを1本買う生活でしたが、現在は全然買っておりません。
コーヒーへの牛乳の例のように、脳にいいものだけではなく、脳に悪いもの、避けるべきもの、についても多く言及されています。
運動を生活に取り入れるようになった
巷では健康には運動が大事と散々言い尽くされていますが、本書でも運動が脳にいい影響を与えると述べられています。
もともと運動が不得意であまり好きでもない僕でしたが、最近は自分のペースで少しずつ取り入れるようになってきました。
僕がやっているのは散歩とHIITです。
HIITとは高強度インターバルトレーニング(High-intensity interval training)のことで、短い時間で高強度の運動と休憩を繰り返し行うトレーニング方法です。
本書で紹介されていた全力ダッシュを僕もやるようにしました。
筋肉の回復が必要なため、週に1回でいいそうです。
本書では400mダッシュ→短時間休憩→400mダッシュが推奨されていましたが、僕は体力がないので、まずは100m程の全力ダッシュから始めることにしました。
とある公園の広場の端から端まで全力でダッシュします。
こんなに全速力で走ったのはいつぶりでしょうか。
足は上がらないし、進むのも遅かったです。
走った次の日はいつも筋肉痛になります。
最近は少しずつ走れるようになってきて、成長を感じています。
本書では運動についても独自の視点で詳しく記述してくれているので大変参考になりました。
ライト(明かり)を見直す
これは僕にとっては目から鱗の内容でした。
僕たちが普段使っている明かりが脳に与える悪影響についての記述です。
著者はこれを「ジャンクライト」と名付けており、ジャンクフードを避けることと同様に意識すべきだと言及しています。
僕も明かりを見直すようになりました。
部屋のライトを白いものからできるだけ赤いものに変えたりしました。
寝る2時間前には特に赤く、暗くするように心がけました。
すると、目に見えてわかる変化がありました。
睡眠の質が良くなったのです。
睡眠の入りの良さと目覚めのスッキリ度が向上しました。
この明かりの項目は知らない人にとっては大変面白い内容になっていると思います。
ぜひ本書を手にとって学んでみてください。
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まとめ
本書の前書きでは、著者自身の脳がまともに機能していなかった時期のことが書かれています。
そのときわかっていなかったのは、疲労、集中力の欠如、忘れっぽさ、怒りやすさ、食べ物への渇望でさえも、僕のせいではなかった
そう、よく「性格」で片付けられてしまうようなネガティブな要因でさえ「脳のパフォーマンスが悪い」という理由からくるものであると、著者は冒頭で述べています。
そういう意味ではこの本は人生を変えたい、悪い性格、習慣を変えたいという人に打ってつけの本であると言えます。
僕自身、自分を変えていきたいという時期だったため、タイミングも良く、本書をきっかけに少しずつ良い方向に向かいつつあると感じています。
興味がある方はぜひ手にとって生活に取り入れてみてください。
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