大学入試に向けての勉強は大変なものです。
「自分なりに努力し続けているが、なかなか結果がついてこない」
「家庭学習を毎日3時間やっているのに、全然勉強してないやつにテストで負ける」
そんな人も多いかと思います。
しかし、そのままだと危ないです。
その状態が続いてしまうと、
「自分は努力しても無駄なんだ。そこそこの大学に入れればいいっしょ。」
「あいつは天才で俺は凡人。俺には勉強なんて向いてないわ、どっか適当に就職しよう。」
なんてことになりかねません・・・。
そうなる前に! これから紹介する3つのことを頭に入れて、今までの自分の勉強スタイルを見直してみましょう。
きっと新しい突破口が見つかるはずです。
大学受験勉強は次の3つが全て
ズバリ! その3つとは
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1.量
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2.質
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3.集中力
この3つです!
なんだそんなことかよ〜、と思ったかもしれませんが、これらをちゃんと理解しておくと勉強の効率がグッと上がるんです。
それでは早速1つずつ見ていきましょう。
1.量
①「量」って具体的に何なのか?
量とはすなわち勉強をした時間のことです。そのまんまですね。
②なんで「量」が大事なのか?
これは皆さん良く分かっていることだと思います。
例えば、いくら評判のいい参考書を使っていても、中を少しピラピラと覗いただけでは身につきませんよね。
テスト勉強だってある程度時間をかけなければいい結果は望めないはずです。
すなわち、最低限の時間をかけなければ、定期テストや大学入試でいい結果を出すことは夢のような話になってしまうのです。
しかし、この「量」が取れてない人が多い! まず、勉強をするための土台に立ててないわけです。
それではどうすれば「量」を増やすことができるのでしょうか。
③どうやって「量」を増やすか
量を増やすための僕なりの方法を2つ紹介したいと思います。
⑴自分を追い込む
朝、慌ただしく家を出て登校。
午前中、歴史の先生の眠たくなる授業を傍聴。
午後、わけわからん数学で疲れる。
キーン、コーン、カーン、コーン よし!やっと学校から解放だ!
家にダッシュだっ!
ちょーと、まった!
帰りたい気持ちはよく分かります。
でも、家に帰ってちゃんと勉強しますか?
たくさんの誘惑がある中、勉強を選択できますか?
「間違いなく、完璧に、絶対的にできるよ!」 という人ならいいのですが(そんな人いない(笑))、すぐに家に帰ってしまうのはあまりオススメできません。
ぜひ、学校に残って課外に参加したり、学校や図書館、塾の自習室に通ってみてください。
僕の場合は毎日課外に参加することで他の人と勉強量で差をつけていました。
学校に課外という制度や自習室がない人でも、図書館や塾の自習室を利用することができると思います。
周りの人々が勉強している空間に自分を無理やりおいてしまえば、もう逃げることはできません。
腹をくくって勉強に専念できると思います。
このようにうまく自分を追い込むことは勉強において非常に強力です。
⑵自分を甘やかす
自分を追い込め!と言っておきながら今度は自分を甘やかせ!と言うことになります(笑)。
時には自分を甘やかすということも大事ということです。
例えば、情熱的なA君とマイペースなB君がいたとします。
どちらもここ1か月の平日の勉強時間は平均30分でした。
A君はこれを改善すべく毎日2時間やることにしました。
1日目は持ち前の情熱で無事達成したのですが、2日目は30分、3日目からは疲れ切ってやらなくなってしまいました。
それに対してB君は、とりあえず30分やって、もっとできそうだったら追加して勉強しようと決めて毎日最低30分やり続けました。
結果、A君は平均すると変わらず30分だったのに対し、B君は調子がいい日はもっとできたので平均で50分できました。
A君とB君の違いは何だったのでしょうか。
それは、無理なく自分のペースでやっていたことです。
学年が上がるにつれ精神的に追い込まれて焦る気持ちは分かります。
しかし、今まで勉強時間30分だった人が2時間やるのは相当なエネルギーが必要です。
勉強時間が0分だった人は20分から、30分だった人は1時間に。 ゆっくりと確実にペースを上げていくことが大事です。
結構長い文章量になってきてしまったので、「質」と「集中力」の項目は別の記事にしたいと思います。
今回のまとめ
大学受験勉強は「量」「質」「集中力」で決まる。 「量」は勉強の土台。 「量」を増やすには、
- 周りが勉強している環境に自分を置き、勉強をやらなければならない状態に追い込む。
- ちょっとずつ自分のペースでいいと自分を甘やかす。
では、続いては「質」について紹介したいと思います。